NEW前屈みで痛む右腰部のぎっくり腰
症状
主訴は右腰部のぎっくり腰である。20日(日)頃より右腰部に違和感が出現し、明確な受傷機転や重量物を持ち上げたなどの心当たりはなかった。発症当初は軽い違和感程度であったが、徐々に疼痛が増強し、来院当日の朝には安静時にも痛みが出現するようになった。骨盤を立てた姿勢や前屈み動作で疼痛が増悪し、骨盤を立てて座っている時や前屈み動作を行う場面で日常生活に支障を来していた。医療機関での受診歴はなかった。過去にも同様のぎっくり腰を繰り返しており、再発を懸念していた。同時期にとても冷え性であることも訴えていた。
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来院者
50 代
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期間
2026年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
5回
施術と経過
初診時には前屈み動作時に痛みが生じるものの、その他の動作には特に問題がないことを確認した。膝のツボとお尻のツボに鍼をした。初回施術後、前屈み動作時の痛みが減少し、動きにスムーズさが出たとの変化が得られた。その後も数回にわたって施術を継続し、2回目以降は動作確認を行いながら同様の施術を行い、股関節の可動域にも意識を向けて調整した。施術を重ねるごとに腰の痛みが軽減し、合計4回の施術で腰の痛みが気にならなくなるまでに至った。
使用したツボ
まとめ
今回の症例では、明確な受傷機転がないまま徐々に増悪する右腰部の疼痛に対し、前屈み動作時の痛みという具体的な動作制限に着目したことが、ツボ選定や経過確認の手がかりとして有用であったと考えられる。膝やお尻のツボへの鍼を継続する中で、動作確認を併せて行い、股関節の可動域にも配慮した点は、再発を繰り返していた症例に対する施術方針として参考になると考えられる。初回から動きのスムーズさに変化がみられ、その後の施術を重ねる中で疼痛が軽減していった経過は、早期の介入と継続的な動作確認の重要性を示唆している。なお、冷え性との関連については明確ではなく、今後も再発の可能性を踏まえた経過観察が望ましいと考えられる。











