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症状
来院3日前、何の気なしに子供を抱き上げた際に背部に痛みが出現。抱き上げた時は、上半身をやや左に捻った状態で動作を行っていたとのこと。
数日様子をみたもののあまりよくならないと感じたことから来院された。
痛みは背部中央(第7胸椎~第9胸椎付近の脊柱起立筋部)に出現し、
・体幹の屈曲・伸展
・左右回旋
・両上肢の水平外転
・寝起き動作の途中
で痛みが出る状態であった。
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来院者
男性
40 代
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期間
2026年4月 ~ 2026年4月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初回は、回旋動作を伴う負荷により背部筋群の過緊張と局所の負担が生じた為と考え、関連する下肢・体幹の連動性改善を目的に施術を実施。
施術後、体幹伸展時の痛みは軽減したが、首の屈曲と背中の前屈動作時の痛みは残存。全体的だった痛みの範囲は右側のみになった。
2回目来院時、前回施術の翌日から痛みは軽減したとの事。
体幹伸展時の痛みは消失し、腰椎屈曲および右回旋時に背部痛が残る状態であった。
同様の方針で施術を行った結果、疼痛はさらに軽減し、日常生活において支障がないレベルまで改善。本人も「ほとんど気にならない」との状態となったため、本症状に対する施術は終了とした。
使用したツボ
まとめ
本症例は、回旋を伴う不良姿勢での抱き上げ動作により、胸椎周囲の筋群に過剰な負荷がかかり発症した背部痛と考えられる。
体幹局所だけでなく、下肢を含めた運動連鎖の調整を行うことで、背部への負担が軽減し、比較的短期間での改善につながった症例であったと考える。






