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症例の鍼灸院:鍼灸院ひなた 清澄白河

授業中のお腹の痛み、下痢をしそうになって辛い

   

授業中のお腹の痛み、下痢をしそうになって辛い

症状

中学2年生の男児が上腹部の痛みを訴えて来院した。痛みは胃の辺りに生じ、当初は午前中にピークを迎えていたが、次第に午後に移行するようになっていた。休日には症状が現れないものの、授業中に痛みが出現し、授業への集中やテストに支障をきたしていた。医療機関での診察は受けていなかった。随伴症状として手足の冷えが認められた。腹診では腹部の緊張が顕著に確認された。これから受験生となる時期であり、学業への影響が懸念される状態であった。

  • 来院者

    男性

    14 歳

  • 期間

    2026年3月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

初診時の腹診で腹部の緊張が強く認められたため、足のツボに鍼施術を行った。施術後、本人と施術者の双方で腹部が柔らかくなったことを確認できた。2回目以降も腹部の緊張を緩和する方針で施術を継続した。また、夜間に行っていた筋力トレーニングを朝に変更するよう生活指導を行い、夜間に胃腸が休息できる環境を整えた。施術を重ねるごとに痛みとトイレに行きたくなる頻度が徐々に減少し、2回の施術で大幅な改善が得られた。今のところ症状の再燃や新たな症状の出現は認められていない。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

腹部の緊張が強く認められた中学生の上腹部痛に対し、足のツボへの鍼施術と生活習慣の改善指導を組み合わせた治療を行った。特に夜間の筋力トレーニングを朝に変更することで、胃腸の休息時間を確保できたことが症状改善に寄与したと考えられる。2回という少ない施術回数で痛みとトイレに行く頻度が軽減し、学業への支障も改善傾向。受験を控えた時期における心身の負担を考慮した総合的なアプローチが有効であった症例である。

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