側方挙上制限
症状
半年前から五十肩のような肩の動きの悪さを感じ湿布やストレッチを行い様子をみていた。しかし大型連休中に家族でプールへ行き終わった頃から固まった感じがあり痛みを伴うこともある。2週間前からは患側を下にして眠ることが出来なくなり、日常生活でも支障が出るようになってきた。加えて横に手を挙げるが辛くなり、以前より動きが悪くなった。下の物を拾う時なども同様に痛みがあるため連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2023年5月 ~ 2023年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
側方挙上45度程度であり、肩関節全体に痛みを感じていた。まずは重心バランスを整えることを目的に対側の脚のツボに鍼をした。次に三角筋の緊張緩和を目的に背中のツボに鍼をした。するとほぼ最終域まで側方挙上可能となった。仕上げに大胸筋の緊張緩和を目的に肩甲骨のツボに鍼をすると左右差なく動かすことが可能になったため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
肩関節の動きの問題であったがより深くみていくと身体の軸が不正でありました。これを見抜けたことが本症例のポイントであります。対側に偏っていた重心バランスを整えることで動きが大きく変わりました。
担当スタッフ
洲崎 和広