左に体重を乗せて座ることが出来ない
症状
4か月前、ギックリ腰になった時に整形外科でブロック注射を行い腰の痛みは解消された。ただ翌日から臀部の痛みを感じ大腿部後面・ふくらはぎと突っ張り、鈍痛を常に感じるようになった。最初は腰部を庇っていたためと考え、経過をみていたが変わらず2週間後に同じ整形外科を受診した。『坐骨神経痛』と言われ前回と同じように注射を行うことを2か月間続けたが効果がなく通院を止めてしまった。半ば諦めかけていた時に当院のホームページを見つけ連絡をいただいた。
座位をとると左の坐骨に体重を乗せることが出来ず浮かせてしまい立位ををとると臀部の痛みを感じ大腿部後面・ふくらはぎと突っ張り感が出る。右側臥位のときが楽な姿勢であった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2022年2月 ~ 2022年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
臀部には強い緊張がみられこの部の緩和を第一に考えた。そこで関連する腰部のツボに鍼をした。すると座位時に左臀部を浮かせることはなくなった。立位をとると大腿部後面の突っ張り感が残ったため、腰部のツボにした。すると症状が消失したため施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
腰部ー臀部の連動を解いたのが本症例のポイントであります。臀部の過緊張が取れると大腿部後面・ふくらはぎの痛みも消失したためこの部が原因と思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広