20代の頃から続く股関節の不調
症状
販売の仕事をしていて立ち仕事のためか常時股関節の全般に痛み・痺れと言ったトラブルを抱えていた。20代の頃から続く不調であったが数か月前から股関節と同側の踵にも痛みを感じるようになった。患側である右側に体重をかけると痛く、安静時にも痛みがある。右全般をかばうためか頭痛や肩こりも感じるようになってきた。そのため、一週間前に整形外科を受診すると『股関節の骨には問題なく、関節が硬くなっている』と言われ、痛み止めの薬・湿布が処方されたが改善には至らなかった。そのため他の手段として当院がヒットした。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
踵の痛みの部を確認すると外果より外側を示していたことから身体の重心に着目した。そのため、肩甲骨内縁のツボを使うと立位時の痛みはなくなった。事前に確認した、股関節の内外旋の可動制限もなくなった。最後に腰方形筋の緊張を取ることで臀部の緊張を取り除いた。
1回目の施術後、『施術後から歩行時の痛みがなくなった、右の股関節を回すといつも音が鳴るが鳴らなくてスムーズに動ける。もっと早く来ればよかった』と言う旨のメールをいただく。2回目、1回目と同様に施術を行った。
その後、婦人科系(冷え)の相談を受けプランを検討している。
使用したツボ
まとめ
長年の股関節の不調は身体のアンバランスが引き起こしたものであった、本症例で言えば『右にかけると痛い』と思っていたことからその動作を出来るようになると『右にかけても痛くない』と言う情報が伝わり、痛みが消失し動きも取り戻したものと思われます。股関節・踵の関連性を見出し原因となる所へピンポイントで施術できたのが良かったと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広