NEWダンスで使い過ぎて出た肩の痛み
症状
左肩関節前面の痛みを主訴として来院した。2週間ほど前からダンスを始め、肩を回す動作を繰り返すうちに、徐々に左肩に痛みが出てきたとのことである。痛みは筋肉痛のような感覚で、ダンスで肩を回す際に強くなる傾向がみられた。日常生活での支障は少ないが、ダンスの練習時に動作がしづらいことを訴えていた。医療機関の受診歴はなく、今回の症状以外に気になる症状は特にないとのことであった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2052年6月 ~ 2025年6月
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頻度
ほぼ毎日
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通院回数
3回
施術と経過
初診時、触診にて左肩関節前面に緊張がみられ、右側と比較して硬さが確認された。背中のツボ(T4(1.5)L)と下肢のツボ(玉陽R)に鍼をした。初回施術後には左肩関節前面の硬さが軽減し、肩を回す動作がやりやすくなったとの変化がみられた。週1回程度の頻度で施術を継続し、2回目以降も初回で変化のみられたツボを用いて調整を行った。施術を重ねるごとに肩関節前面の硬さがさらに軽減し、柔らかさが出てきたとの報告があり、肩を回す動作もより行いやすくなったとのことであった。1回目の施術で大きな変化がみられたが、再び痛みが出ることへの不安があったため、計3回の施術を行った。
使用したツボ
まとめ
ダンスを始めたことによる肩の反復動作をきっかけに、左肩関節前面の筋緊張と動作時の痛みが生じた事例である。触診による左右差の確認と、背中および下肢のツボへの施術を組み合わせることで、初回から肩関節前面の硬さの軽減がみられた点は、臨床的な気づきとして参考になると考えられる。1回の施術で大きな変化が得られた場合でも、患者本人の不安に寄り添い、経過を確認しながら数回施術を継続することが、安心感につながる可能性が示唆された。今後、同様の動作を伴う活動を再開する際には、再発の有無を経過観察していくことが望ましいと考えられる。






