NEW2か月続く腰痛が椅子を持ち上げて悪化したぎっくり腰
症状
10代のバスケットボール部に所属する症例者は、2か月前から腰痛があり整形外科に通院していた。MRI検査では異常は認められず、リハビリテーションを受けていたが症状は改善しなかった。3日前、自宅で椅子を持ち上げようと力を入れた際に症状が悪化し、ぎっくり腰を起こした。痛みは胸腰椎移行部から腰椎下部にかけての腰部全体に及び、座位では痛みが増強し、腰部の屈曲・伸展動作に伴って痛みが生じた。日常生活では座っていることが困難で授業を受けるのも大変な状態であり、部活動にも参加できず動くことさえままならない状況であった。
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来院者
男性
10 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、胸腰椎移行部から腰椎下部にかけて強い筋緊張が認められた。坐位および立位での屈曲・伸展動作時に痛みが確認された。施術として、腰部の症状に関連する脛のツボに鍼をした。また、仙腸関節周囲の緊張緩和を目的として背部のツボに鍼をした。初回施術後、症例者は動けるようになり、症状の改善を実感して喜んでいた。その後の経過は良好で、1回の施術で症状が改善したため治療を完了した。
使用したツボ
まとめ
本症例は、2か月間続く腰痛に加えて急性のぎっくり腰を発症した10代のバスケットボール部員である。整形外科でのMRI検査では器質的な異常は認められなかったが、座位や動作時の痛みにより日常生活や部活動に大きな支障をきたしていた。初診時には胸腰椎移行部から腰椎下部にかけて広範囲の筋緊張が認められた。脛のツボと背部のツボへの施術により、仙腸関節周囲の緊張が緩和され、1回の施術で動作時の痛みが軽減し日常生活動作が可能となった。急性腰痛に対する早期の施術介入が、症状の速やかな改善につながったと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広











