NEWベンチプレス後に生じた右肩60度挙上時の痛み
症状
50代男性。2週間前から右肩に痛みを感じるようになった。日頃行っているベンチプレスを実施した後から症状が出現した。右肩を挙上する際と下げる際、いずれも60度の角度で痛みが生じる。痛みは動作時のみに現れ、安静時には感じない。日常生活では、筋力トレーニングができないことに加え、肩の怠さや服を脱ぐ際の痛みに悩まされていた。デスクワークを行っているため、肩関節周囲の緊張が強く認められた。医療機関での診断や治療は受けておらず、腕のしびれなど他の症状は伴っていなかった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の動作確認では、右肩の挙上時と下降時のいずれも60度の角度で痛みが再現され、肩関節周囲の緊張が顕著であった。まず動きに関連する背部のツボに鍼をしたところ、痛みは大幅に軽減したが、挙上60度程度で支えている際に痛みが残存した。そこで三角筋の緊張を取り除く施術を行い、仕上げに背部の緊張を緩和したところ、痛みは完全に消失した。施術後は肩を自由に動かせるようになり、症例者は大変喜んでいた。その後の症状に関する報告はなく、1回の施術で完了した。
使用したツボ
まとめ
ベンチプレス後に発症した右肩の痛みに対し、背部と三角筋への施術が効果的であった。動作時痛が60度という特定の角度で生じていたことから、肩関節周囲の筋緊張が主な原因と考えられた。背部のツボへの施術で痛みが大幅に軽減し、三角筋の緊張緩和により残存していた痛みも解消された。デスクワークによる慢性的な肩の緊張に、ベンチプレスという負荷が加わったことで症状が顕在化したと推察される。1回の施術で痛みが完全に消失し、可動域も正常に回復したことから、早期の適切な施術介入が有効であったと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広

















