NEWサッカーで右足首を骨折、回外時にズキッと刺すような痛み
症状
10代男性のサッカー部所属の症例者である。右外果前下方の骨折部にズキッと刺すような痛みを訴えて来院した。医療機関では外果部の不全骨折の疑いと診断され、ヒアルロン酸注射による経過観察を受けていた。痛みは動作時、特に足首を外側に返す回外の動きで顕著に現れた。この症状により、サッカーができず、ボールを蹴ることも走ることもできない状態であった。さらに、対人プレーへの恐怖心も生じていた。初診時の触診では骨折部の圧痛が顕著で、回外時に痛みが出現していたが、足首の底屈・背屈の動きには問題が認められなかった。
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来院者
男性
10 代
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期間
2026年6月 ~ 2026年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回の施術では、関連する腓骨部のツボに鍼をした。施術直後から回外の動きができるようになり、荷重時の痛みは残ったものの、可動域の改善が見られた。2回目以降も同様の方針で、腓骨の緊張を取り除くことを目的とした施術を継続した。施術を重ねるごとに症状は改善し、3回の施術を経て、チーム練習に参加できるまでに回復した。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、サッカー中に生じた右外果部の不全骨折の疑いに対し、腓骨部のツボへの鍼施術が有効であった例である。医療機関での経過観察中であったが、回外動作時の痛みと可動域制限が競技復帰の妨げとなっていた。腓骨の緊張を緩和する施術により、初回から回外動作が可能となり、3回の施術でチーム練習への復帰を果たした。骨折部への直接的なアプローチではなく、関連する筋緊張の改善が症状緩和につながったと考えられる。不全骨折に対する鍼施術の補助的役割が示唆される症例であった。
担当スタッフ
洲崎 和広







