NEW妊娠初期の吐き気と嘔吐を伴うつわり
症状
38歳女性、自営業。妊娠8週ごろから吐き気が出現し、たまに嘔吐してしまうこともあった。食べていないと気持ち悪くなるため、食事量が増えている状態であった。症状には変動があり、その時によって程度が異なっていた。仕事は自営業で、業務量を調整せざるを得ないほど日常生活に影響が出ていた。医療機関での特別な治療は受けていなかった。また、吐き気に加えて首肩こりも強く感じていた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初診時の触診では、肩上部や背中のツボに反応がみられた。膝周りのツボと背中のツボを使って緊張を緩和する施術を行った。初回施術後、ムカムカしていた症状がスッキリしたとの報告があった。2回目以降は、熱がのぼせやすい状態と判断し、のぼせを取る治療も加えて調整していった。施術を重ねるごとに、徐々に気持ち悪さが出る日と出ない日が現れるようになってきた。2回ほどの施術で大幅な改善がみられた。途中で一度症状の再燃があったが、その後も施術を続けることで症状の出現頻度が減少していった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、妊娠初期のつわりによる吐き気と嘔吐、それに伴う首肩こりを訴えて来院した38歳女性である。膝周りと背中のツボを用いた施術により、初回から症状の軽減が得られた。2回目以降はのぼせを取る治療を加えることで、症状の出現頻度が徐々に減少した。途中で一度再燃がみられたものの、継続的な施術により症状は安定していった。妊娠初期のつわり症状に対して、身体の緊張緩和とのぼせの調整を組み合わせた鍼灸施術が有効であった症例である。





