NEW鼻風邪後の左耳の水溜まり感
症状
先週から左耳に水が溜まる感覚を訴えて来院した。発症前に鼻風邪を引いており、月曜日に耳鼻科を受診したところ中耳炎の疑いと診断され、治癒まで2週間かかると告げられていた。症状は常に持続するわけではなく、一時的に消失することもあったが、数時間経過すると再び水が溜まる感覚が出現することを繰り返していた。症例者はホテルで勤務しており、左耳の症状によりお客様の話を聞き返してしまうことや、自分の声の大きさが分からなくなることがあり、業務に支障をきたしていた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2026年5月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初診時の触診では、左翳風の詰まりや左首の盛り上がりが確認された。また頭部に熱感があり足部は冷えている状態で、左肩甲骨3・4線に硬さが認められた。動作確認では左向きの可動域が狭くなっていた。施術として、翳風の詰まりを取るために手首のツボ、首の硬さを緩めるために腕のツボに鍼をした。さらに活法を用いて上半身全体の緩みを出した。施術直後の動作チェックでは可動域の拡大が確認され、首や肩甲骨の硬さも緩んだ。初回施術で完了とし、経過観察のため数回の来院を勧めた。初回から2日後に来院した際、水が詰まる感覚は消失しており、経過は良好であった。
使用したツボ
まとめ
鼻風邪に続発した中耳炎の疑いによる左耳の水溜まり感に対し、翳風周辺の詰まりと首・肩甲骨周囲の緊張に着目して施術を行った。手首と腕のツボへの施術、および活法による上半身の調整により、初回施術で症状の改善が得られた。中耳炎の疑いに伴う耳症状に対して、局所の循環改善と頸部周辺の緊張緩和を図るアプローチが有効であった可能性が考えられる。2日後の経過観察では症状の再発は認められず、良好な経過を辿っている。







