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症例の鍼灸院:養気院

登校時に繰り返す吐き気と胃のムカムカ

   

登校時に繰り返す吐き気と胃のムカムカ

症状

16歳男性。3年前の中学2年生の時、部活中に吐き気が生じたことをきっかけに症状が始まった。当初は部活中のみであったが、次第に授業中にも吐き気が現れるようになり、最終的には登校すると必ず吐き気が生じるようになった。症状はみぞおちの辺りがムカムカする感じで、横になったり実際に吐いてしまえば治まるが、学校という環境下では繰り返し出現した。胃腸科を受診し吐き気止めや抗不安薬を処方され一時的な効果は得られたものの、常用することへの不安があった。またカウンセリングも受けたが改善には至らず、結果的に通常の学校への通学が困難となり通信制の学校へ転校することとなった。他の鍼灸院での施術も試みたが変化を感じられなかった。初診時の触診では、首から背中、特に肩甲骨周辺とみぞおち辺りの筋肉の緊張が強く認められた。

  • 来院者

  • 期間

施術と経過

初回施術では、みぞおちと背中の緊張を緩和する目的でおしりとすねのツボに鍼をした。また、呼吸を深くすることで精神的な安定が得られる可能性を考慮し、呼吸を楽にするツボにも施術を行った。初回施術後は自覚的な変化を感じられなかったが、2回目以降も背中とお腹の緊張を緩める方針で施術を継続した。2回目の施術が終わった頃から吐き気が来なくなり、3回目終了時点ではムカムカする感じは残っていたものの吐き気は生じなくなった。4回目と5回目の施術時には試験を控えていたため、気持ちが落ち着くようシールの鍼を貼付した。試験も無事に受けることができ、計5回の施術で症状は大幅に改善した。現時点で症状の再燃は認められていないが、完全な治癒には至っていないため、症状が強く出た場合は再度相談するよう伝えた。

症状スコア

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機能スコア

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まとめ

学校環境下で生じる吐き気の疑いに対し、背中とお腹の緊張緩和を中心とした施術を行った。初回では自覚的変化が得られなかったものの、2回目以降から吐き気が消失し始め、5回の施術で日常生活に支障のないレベルまで改善した。本症例では、身体的な緊張の緩和が自律神経系の安定につながり、心因性と考えられる吐き気の改善に寄与したと考えられる。薬物療法やカウンセリングで十分な効果が得られなかった症例に対し、鍼灸施術が有効な選択肢となり得ることが示唆された。今後も症状の経過を注意深く観察し、必要に応じて継続的なサポートを提供していく方針である

症例の鍼灸院:養気院

症例の鍼灸院

  • 養気院

  • 電話番号

    0270-74-3592

  • 最寄り駅・地域エリア

    群馬県伊勢崎市

  • 定休日

    日曜, 木曜

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