NEW服薬中止で再燃する右耳低音域の難聴
症状
30代女性が右耳の低音性難聴を主訴に来院した。2週間ほど前から原因不明で症状が始まり、医療機関で低音性難聴の疑いと診断されていた。処方された薬を服用すると聴力は改善するが、服用を中止するとすぐに聞こえが悪くなるという状態を繰り返していた。聞こえている時もエコーのような耳鳴りが持続しており、日常生活において聞こえにくさと耳鳴りに困っていた。もともと極度の肩こりがあり、月経期間を含めて月の半分程度はだるさで動きたくない状態が続いていた。また、股関節の可動域が著しく制限されていた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年2月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初診時の触診では、肩周囲の筋緊張が強く、両側の股関節の動きが硬く、足首にも詰まりが認められた。また、手首と足首に強い緊張が確認された。難聴と関係のありそうな首周りの緊張に対して手や背中のツボに施術を行った。さらに、股関節の緊張を緩和し、手首と足首の緊張を解消するツボを選択して施術した。初診時は服薬中であったため聴力はある程度保たれており、エコーのような耳鳴りがある状態であった。初回施術後、肩周りが非常に楽になったとの報告があり、服薬を中止しても症状の再燃はなく、聴力が維持された。2回目の来院時も状態が良好であったため、計2回の施術で終了とした。
使用したツボ
まとめ
低音性難聴の疑いに対して、首周りの緊張緩和を中心とした施術を行い、2回の施術で症状が改善した症例である。服薬により聴力がある程度保たれていたことが、早期の回復につながったと考えられる。手首と足首の強い緊張が認められたことから、末梢の循環改善も難聴の改善に寄与した可能性がある。もともと極度の肩こりや股関節の硬さ、月経に関連しただるさなど、全身的な緊張状態があったが、施術後に肩周りが非常に楽になったことから、これらの改善も含めた総合的なアプローチが効果的であったと思われる。
担当スタッフ
宮島 広介










