NEW上を向けない、首を右に倒せない寝違え
症状
40代の女性が2日前に寝違えてから左首に痛みが出現したため来院した。症状は左首全体に及び、特に上を向く動作や右側に首を倒す動作で強い痛みが生じ、これらの動作が困難な状態であった。痛みは安静時にはほとんど感じないが、首を動かしたり力を入れたりすると出現する特徴があった。日常生活では起き上がる際やうがい、目薬をさす動作など、首を後ろに倒す動作が必要な場面で支障をきたしていた。医療機関への受診はしておらず、首の痛み以外に肩や腕のしびれなど他の症状は認められなかった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2026年3月 ~ 2026年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の動作確認では、首の後屈と右側屈時に左首に痛みが誘発されることを確認した。触診により痛みの部位を特定し、首の動きと触診所見に基づいて背中のツボに鍼施術を行った。施術後、首の可動域が改善し、後屈や右側屈時の痛みが軽減したことを確認できた。初回の施術で症状が大幅に改善したため、その後の施術は必要としなかった。症例者は別の症状で通院を継続しているが、首の痛みや動きの制限は再発することなく、日常生活を支障なく送れている。
使用したツボ
症状スコア
機能スコア
まとめ
寝違えによる左首の痛みと可動域制限に対して、背中のツボへの鍼施術を行った症例である。初診時には首の後屈と右側屈が困難で、日常生活の様々な動作に支障をきたしていたが、触診と動作確認に基づいた施術により、初回で症状が大幅に改善した。施術後は首の可動域が回復し、痛みも軽減したため、追加の施術を必要としなかった。その後も症状の再発は認められず、良好な経過を辿っている。寝違えに対する早期の適切な施術が、症状の速やかな改善と日常生活への早期復帰に有効であったと考えられる。












