NEW階段で重量物を運搬中に発症した左背部痛と動作制限
症状
50代女性、デスクワーク従事者。前日に10キロの米袋を2つ抱えて階段を降りている際、急に左背部にズキンとした痛みが生じた。左背部に重たい感覚が常にあり、ズキズキとした痛みを伴っていた。上を向くことができず、左手を挙げる際に痛みが増強し、右肩を挙げる動作でも左背部に痛みが生じるなど、日常生活動作に著しい制限が見られた。また、首のこりも訴えていた。医療機関での診察や治療は受けていなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では左背部に顕著な圧痛が認められ、頸部の伸展動作および肩関節の屈曲動作時に痛みの増強が確認された。関連する背部のツボに鍼をしたところ、痛みが大幅に軽減した。さらに仕上げとして腰部のツボに鍼をすると、痛みが完全に消失した。施術後、動作時の痛みがなくなり、症例者は大変喜んでいた。初回の施術で症状が改善したため、治療を終了とした。
使用したツボ
まとめ
本症例は、重量物を持って階段を降りる際に発症した急性の左背部痛である。デスクワークによる慢性的な首のこりも背景にあり、背部から腰部にかけての筋緊張が痛みの原因と考えられた。背部および腰部のツボへの鍼施術により、初回で痛みが消失し、動作制限も解消された。急性の筋筋膜性疼痛に対して、適切な部位への鍼施術が即効性を示した症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広








