NEW左目奥の激しい痛みを伴う群発性頭痛の1症例
症状

左目の奥にえぐられるような痛みが突然発生し、昼夜問わず繰り返し起こる状態であった。
症状は1週間前、寝ている時に初めて現れた。
痛みの程度は激しく、仕事や車の運転に支障をきたしていた。
MRI、CT、血液検査では異常が見られず、医師から群発性頭痛の疑いと診断されている。
また、首や肩周りの凝りも併発していた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初診時の触診では後頭部と頸部に強い筋緊張が確認された。
施術では、合谷、颪、百会など目に関連するツボを選び、鍼を行った。
初回施術後、ひどい痛みは軽減し、症状が大幅に改善した。
2回目以降も同様に頸部と後頭部の筋緊張を緩和する目的で施術を行い、激しい痛みは徐々に消失していった。
最終的に3回の施術で症状は大幅に改善し、日常生活への支障も解消された。
施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
使用したツボ
まとめ
左目の奥の痛みを伴う群発性頭痛の疑いに対して、後頭部や頸部の筋緊張を緩和する施術を行った結果、症状は短期間で改善した。
目に関連するツボへの鍼が効果的であり、首や肩の凝りを併せて緩和することで、痛みの根本的な原因にアプローチできたと考えられる。
症状の再燃もなく、3回の施術で日常生活への支障が解消されたことから、早期の対応が重要であることが示唆される。
担当スタッフ
杉山英照