症状

右肩の痛みが主訴であり、症状は一ヵ月前から始まった。野球をしている際に投球動作中に痛みを感じ、具体的にはボーンと重たい感覚がある。痛みは野球をやっているときのみ感じられ、日常生活においてはボールを投げる動きに支障をきたしている。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、近くの整骨院で電気治療を行ったが、効果はあまり感じられなかった。症状に関連する他の体調的な違和感は見られない。

施術と経過

初診時の触診では、肩の可動域には問題が見られなかったが、右手で身体を支える動作や右手首に荷重をかけると肩の痛みが誘発された。施術は手首・腕のツボに鍼を行った。初回施術後、動作時の痛みが消失し、症状の改善が見られた。2回目以降の施術は行っておらず、症状の再燃や新たな症状の出現もなかった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 魚際 R
• 袖内 R

まとめ

施術により、右肩の痛みが改善されたことが確認された。特に、投球動作における痛みが消失したことは、施術の効果を示すものである。今後は、症状の再発防止のために、適切なストレッチや筋力トレーニングを行うことが推奨される。また、定期的なフォローアップを行うことで、症状の管理を継続することが重要である。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院