症状

右肩の痛み、特に水平の高さで肘を後ろに引く動きが辛い。
主訴ではないが、首と腰の動きのチェックをするとどちらも前に倒す動きが辛い。

施術と経過

水平で肘を後ろに引く動きで痛みが強くなるので、関係のある背中のツボを調べると強い緊張があったのでそこに鍼をしたら肘を引く動きが広がった。
すぐ近くのツボ2カ所の緊張が強いのでそのツボと、三角筋の緊張と関係のあるツボを調べると胸椎の緊張があったので、そこに鍼をしたら動きも痛みも九割ほど改善されていた。
首の動きが悪いと肩の動きにも影響するので、首を前に倒す動きの改善の為に手のツボを使った。
脊柱起立筋の緊張の改善の為に下肢のツボ2カ所に鍼をしたらほとんど痛みのない状態になったので治療を終了した。
腰痛などで現在も来院されているが、肩は良い状態をキープしている。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• T9(C) R
• 肝兪 R
• 胆兪 R
• 渝谷 R
• T4(1.5) R

まとめ

動作と関係のあるツボに緊張があったので、スムーズに治療が進んだ。
脊柱起立筋の緊張が強い場合は手足からの調整もいれるようにしている。

担当スタッフ

宮島　広介

症例を投稿した鍼灸院：宮島治療室