NEW手をつくと痛む手首の背屈制限
症状
左手の中手骨頭、2指と3指の間に痛みを訴えていた。指を反らした際や手をついた際に痛みが強くなり、座った状態から立ち上がる際に手をつくと痛みが出るほか、ダンスの動作中に手をついたり衝撃が加わったりした際にも痛みを感じていた。整形外科を受診しレントゲン検査を受けたが、骨や関節に異常は見られなかったとのことである。他に気になる症状や違和感は特にないとのことであった。
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来院者
男性
40 代
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期間
2026年9月 ~ 2026年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初診時には、MP関節を他動的に動かした際や手をつく動作で痛みが誘発されることを確認した。また、手関節を背屈させた際にも痛みが見られた。これらの所見をもとに、手首の動きの改善を目指し、肩の外側のツボ、肩甲骨の外側のツボ、手の指の間のツボを用いて反応を確認しながら施術を行った。初回施術後は手関節の背屈がわずかに可能となったが、痛みそのものに大きな変化はなかった。2回目の施術では、背骨の反応を確認しながら調整を行ったところ、背屈時の動きと痛みに大きな変化が見られた。週1回程度の頻度で1か月にわたり施術を継続しており、3回目以降の施術は現時点でまだ行っていない状況である。
使用したツボ
まとめ
中手骨頭部の痛みに対し、局所の関節可動域や動作時の痛みを確認しながら、肩や肩甲骨、手指のツボを用いて施術を行った症例である。初回では手関節の動きにわずかな変化が見られたものの痛みの軽減には至らず、2回目に背骨の反応を確認しながら調整を加えたことで、動きと痛みの両面に変化が見られた点が特徴的であった。局所の症状に対しても、離れた部位の反応を確認しながら施術を組み立てることが、経過の変化につながる可能性を示唆する症例と考えられる。今後も経過を観察していく必要がある。













