NEW舌痛症による舌の痛みと不安感
症状
70代女性。2025年12月末に舌の痛みが強くなり、不安が強かったこともあり、ご家族の心配から入院となった。舌痛症の疑いと診断されている。症状は舌の左端がヒリヒリするような痛みで、常に痛みを感じている状態であった。この痛みにより食事を美味しく食べられず、とにかく不安を感じてしまうという日常生活への影響が見られた。
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来院者
70 代
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期間
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頻度
週1回程度
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通院回数
8回
施術と経過
初診時の触診では、左首の緊張が認められ、右側屈で左首がはる所見が得られた。手のツボと頭のツボを使い、首や肩の緊張をとるように施術した。初回施術後、首の硬さが変わり、自覚的な部分ではあるが舌の痛みが少し変化したとのことであった。2回目以降は、首の硬さを緩めること、緊張により呼吸が浅くなりやすい傾向があったためそこに向けた施術を継続した。施術を重ねるごとに、痛みが変化したり、痛みから違和感に変化し、飴を舐めていたらほとんど気にならない程度に変化、そして今では飴がなくてもそんなに気にならない時間も出てきている。施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現は特になく、5回ほどの施術で大幅な改善が見られた。
使用したツボ
まとめ
舌痛症の疑いによる舌の痛みと不安感を訴える症例に対し、首肩の緊張緩和と呼吸の改善を目的とした施術を行った。手のツボと頭のツボを用いた施術により、首の硬さが改善し、それに伴い舌の痛みも徐々に変化していった。5回の施術で痛みが違和感へと変化し、大幅な改善が得られた。舌痛症に対して、局所だけでなく全身の緊張状態や呼吸状態に着目したアプローチが有効であることが示唆された症例である。

