NEWランニング後に生じた右足首小指側のズキッとした鈍痛と背屈制限
症状
20代女性。先週からランニングを始めたところ、右足首に痛みが出現した。痛みの部位は右小指側の足首で、ズキッとした鈍痛を訴えていた。荷重時に痛みが増強し、足首の背屈制限も認められた。歩行するだけで痛みが生じるため、日常生活に支障をきたしていた。これまで医療機関での診断や治療は受けていない。症状に関連する他の体調的な違和感は特になかった。
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来院者
女性
20 代
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期間
2026年3月 ~ 2026年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では足首の背屈制限が確認され、歩行時に痛みが誘発された。まず動きに関連する臀部のツボに鍼をしたところ、足首の可動域が改善し、小指側にうっすらと痛みが残る程度となった。そこで重心に関連した肩甲骨のツボに鍼をすると、残っていた痛みも解消された。施術後は歩行時の痛みが消失し、1回の施術で症状が改善した。その後、症状の再発についての報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
普段行わないランニングを始めたことで生じた右足首の痛みに対し、臀部と肩甲骨のツボへの施術が有効であった。臀部のツボへの施術で足首の可動域が改善し、さらに肩甲骨のツボへの施術で重心バランスが整ったことにより、痛みが完全に消失したと考えられる。運動習慣のない方が急に運動を始めた際の足部の痛みに対して、局所だけでなく全身のバランスを整えるアプローチが効果的であることが示された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広







