症状

バドミントン部に所属しており、一か月前から活動時に両膝の痛みを感じるようになった。その時に整形外科にかかると『オスグッドによる成長痛』と言われた。1週間分の痛み止めの薬・湿布が処方され安静に過ごした後に部活動に参加してみたものの痛みが続いている。これまではプレー中の痛みだったが数日前からは膝の曲げ伸ばしが加わるだけも痛みとなり生活に大きく支障をきたしているため連絡をいただいた。

施術と経過

両側性ものであったがより緊張が強い左側に焦点を当てた。背部に緊張が強くみられたため膝の動きと関連する背部のツボを使うと屈曲時の痛みが半減した。仕上げに膝の動きと関わる臀部ツボを使うとしゃがむことが出来た。2か月後、メンテナンス目的で来院され経過良好の報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• T4(0.5) R
• 膝根 L

まとめ

上半身の緊張に注目した症例であります。膝関節は荷重関節であるため様々な箇所と関連しますが本件言えば背部の緊張が大きく関与していました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院