症状

これまで雪道を歩くことはなかったが今回は生活環境の変化に伴い今年から歩くようになった。冬のときは慣れないから仕方ないと思っていた右足の甲の痛みが今でも続き悩んでいる。家の中などは異常ないが外出のときなど200ｍ程歩くときまって痛みが出る。痛み方も波があり調子が良いとき悪いときと日によって違うが相談をいただいた。

施術と経過

他の症状を確認していくと本人は気にしていなかった仰向けになった時の腰の痛み・また右股関節の外旋制限・右足首の背屈制限がみられた。足首の動きと関連する腰部のツボに鍼をした所、腰痛・足首の制限が解消された。股関節の動きも半減し、臀部のツボを加えると外旋の動きにも対応できた。仕上げに鎖骨にあるツボを加えると『地面に足が付いている、何より軽く感じる』とのことだったので様子をみてもらうことにした。
3週間後、他の症状で来院され経過良好の報告を受けた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 四隧 R
• 淋泉 R
• 巨骨 LR

まとめ

足首の動きだけではなく患者さん本人が気にしていなかった股関節・腰部との連動を考え施術にあたりました。このように足首の問題であっても連動するポイントを整えることですぐに変化として現れます。痛み方に波があったことから考えても腰臀部周辺の緊張が影響していたと思います。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院