NEWコロナ後遺症の疑いで続く疲労感とブレインフォグ
症状
30代男性が、3年前に新型コロナウイルス感染症の診断を受け、その後コロナ自体の症状は改善したものの、頭がぼーっとする感じや言葉が出てこない、のぼせるような感覚が続いていた。同時に疲労感が抜けず、仕事中も頭が回らずに言葉が詰まったり、以前よりも作業に時間がかかることが多くなっていた。日常的に疲労感を強く感じており、寝ても回復している感じがしなかった。特に夕方以降は頭の回転が落ちる感覚があり、疲労感も増すため仕事の効率が下がっていた。休日も家族で出かける際に疲労感から早めに帰ることが多くなっていた。医療機関ではコロナ後遺症の疑いと診断されていた。また、PC作業が多いため、首と肩のコリが慢性的にある状態だった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年11月 ~ 2026年7月
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頻度
週1回程度
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通院回数
16回~20回
施術と経過
初診時、首肩の動きに制限があり、触診では首に緊張が見られた。首の緊張に対して背中と骨盤部のツボを使用し、仰向けでは腹診を行い、その反応に合わせて施術をした。初回施術後、首の動きが良くなり、身体が軽くなって呼吸がしやすくなったとの報告があった。2回目以降も同様に首の動きや硬さを確認しながら、腹診での反応を見て施術を続けた。施術を重ねるごとに、首の緊張が緩和され、呼吸が深くできるようになり、疲労感と頭の回転が低下する感覚が減っていった。仕事の忙しさによって症状の変動はあったものの、18回の施術を経て大きな変化が得られた。
使用したツボ
まとめ
コロナ後遺症の疑いによるブレインフォグと疲労感に対し、首の緊張と腹部の反応に着目した施術を行った。首肩の動きの制限と首の緊張が、呼吸の浅さや疲労感と関連していた可能性が考えられる。背中と骨盤部のツボを用いた施術により、首の緊張が緩和され、呼吸が深くなるとともに、頭の回転の低下感や疲労感が軽減したと報告された。仕事の忙しさによる症状の変動はあったものの、継続的な施術により日常生活への影響が減少した。コロナ後遺症に対しては、身体の緊張状態や呼吸の状態を観察しながら、全身のバランスを整える施術が有用であったと考えられる。





