NEW疲労で増悪する左肋骨痛と深呼吸時の痛み
症状
0代女性が左肋骨の痛みを主訴に来院した。症状は10年前から続いており、疲労が蓄積すると痛みが増強する特徴があった。来院時は痛みがピークに達しており、肩を動かす動作や深呼吸をする際に強い痛みが生じ、日常生活に支障をきたしていた。以前に医療機関を受診したが、特に異常は指摘されなかった。初診時の触診では、背骨付近の筋緊張が顕著であり、肩の可動域制限と体幹の回旋制限が認められた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年10月 ~ 2025年10月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回施術では、まず足のツボに鍼を施し、背骨の動きの改善を図った。この施術により肋骨の痛みが軽減した。続いて臀部のツボに鍼を行ったところ、肩の挙上動作が改善し、深呼吸時の肋骨の痛みがほとんど気にならない程度まで改善した。施術後、症例者は痛みが大幅に軽減したことを実感し、初回の施術で症状が改善したため、その後の通院は必要としなかった。
使用したツボ
まとめ
10年間続いていた左肋骨の痛みに対し、背骨周囲の筋緊張と体幹の可動域制限に着目した施術を行った。足のツボへの施術で背骨の動きを改善し、臀部のツボへの施術で肩の可動域を拡大することにより、肋骨の痛みが大幅に軽減した。疲労蓄積時に増悪する慢性的な肋骨痛に対して、局所だけでなく全身の動きの連動性を考慮した施術が有効であった。初回施術で症状が改善し、その後の経過も良好であることから、適切なツボ選択による効果的な介入ができたと考えられる。



