NEW声が出しにくい、しわがれ声になる
症状

声が出しにくい感覚があり、喉に痛みは見られない。症状は10年以上前から続いており、日常的に変動はないが、周囲の人から声が聴きとりにくいと指摘されることがある。耳鼻科での診断では喉に異常は見られず、鼻づまりを感じることもある。首を伸展する際に喉周りに違和感やつっぱりを感じることが確認され、発声に影響があることが示唆された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年2月 ~ 2025年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初診時には、首を伸展する際に喉周りに違和感があり、声の出しにくさが顕著であった。手足と頭部に鍼を施し、初回施術後には声が出やすくなったと感じてもらえた。2回目以降も同様の施術に加え、横隔膜の動きを改善する施術を行った。施術を重ねるごとに症状は改善し、時間経過で少し症状が戻るものの、その都度施術を行うことで楽になる時間が長くなっていった。2回目の施術で大幅な改善が見られた。
使用したツボ
まとめ
首の筋肉の緊張が再燃時に確認されたため、緊張緩和に努めた結果、声の出しやすさが向上した。施術を通じて、声の出しにくさに対する効果的なアプローチが確認できた。今後も定期的な施術を行うことで、症状の再発を防ぎ、さらなる改善を目指す方針である。
担当スタッフ
藤枝 聖也