常にお尻から足までシビレて足がこわばる腰痛
症状
常にシビレと痛みがあり、椅子にしばらく座った状態から立ち上がりの時にお尻が痛く腰が真っ直ぐ伸ばせない。歩いていてもシビレで歩けなくなる。以前腰部脊柱管狭窄症と診断を受けている。毎年冬場にスキーをしているが、痛くて来シーズンでできないかもしれないと感じ、知り合いに当院の事を聞き来院した。
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来院者
男性
80 代
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期間
2018年10月 ~ 2018年12月
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頻度
週1回程度
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通院回数
10回
施術と経過
1診目 腰の動き等を確認すると後ろに反らすとシビレが強くなる事が分かった。足が強張る感じがあり、歩きにくい。歩いているとしびれが強くなってしまう。
しびれの場所を詳しく確認し、腰椎の影響が強いと考え、腰椎のツボに鍼をし、10分ほど置鍼を行った。しびれの具合を尋ねると大分しびれが薄くなってきたとの事。次いでふくらはぎのツボに鍼をした。立ってもらい、動いてもらうとしびれがかなり軽くなり、今までできなかったスキーのターンの動きができるようになった。症状も軽くなったので施術を終了した。
2診目 (1週間後) しびれの具合もあれから楽になり、歩くのにしびれは少なくなったが足が重たい感じする。足の甲のツボに鍼をした。あとは前回と同様に施術を行い終了した。
3~7診 同様の施術を続け、しびれはもうほぼなくなった。しばらく椅子座ってからの立ち上がりは以前よりはいいがまだ腰が伸びにくい。足首が硬い感じする。
8~10診 しびれに関して気にならなくなった。
椅子からの立ち上がりもさほど気にするほどではなくなった。本人の希望により2週間に1回のペースで体調管理の為に通院中。
使用したツボ
まとめ
今回のしびれや痛みは腰椎の影響ででていた症状ではないかと考えた。以前狭窄症と診断を受けたが、動きやしびれを細かく観察し的確に施術を行えば改善する可能性がある。