NEW寒い時期に再発した腰痛と下肢のしびれの1症例
医師による診断:坐骨神経痛
症状
60代男性が来院した。
1週間前、寒い時期に腰痛が出現し、徐々に過去の既往である坐骨神経痛が再発した。
症状は左腰部の痛みと左下肢のしびれであった。特に朝起きる時に症状が強く現れ、日中も腰に重たい感じがあり、意識が腰に向きやすい状態であった。
過去に坐骨神経痛と診断された既往があり、今回も同様の症状が出現していた。
初診時の動作確認では、特に腰を反らせる動きで痛みを感じることが確認された。VASは6であった。
-
来院者
60 代
-
期間
2026年2月 ~ 2026年3月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
2回
施術と経過
初回施術では、委中、玉天、空髎のツボに鍼をした。
施術後、腰が反らしやすくなり、しびれが軽減した。
2回目以降も同様に可動域の拡大から痛みの寛解を図る方針で施術を継続した。
初回施術終了時点でしびれた感じがなくなり、日中の痛みも消失した。朝方の腰の痛みは残っていたが、2回の施術でそれも楽になった。
施術期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなく、最終的にVASは1まで改善した。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
寒冷刺激をきっかけに再発した坐骨神経痛に対し、委中、玉天、空髎のツボへの施術が効果的であった。
腰を反らせる動作で痛みが誘発されることから、可動域の改善を重視した施術方針が功を奏したと考えられる。
初回施術でしびれと日中の痛みが消失し、2回の施術で朝方の痛みも軽減した。VASが6から0.5(ほぼ無い)へと大幅に改善し、症状の再燃もなく経過は良好である。
寒冷刺激による坐骨神経痛の再発に対して、早期の施術介入が有効であることが示唆された。
担当スタッフ
杉山英照


















