症状

首、肩、腰のコリや痛みを訴える50代の方。
症状は仕事の疲れがたまると現れる傾向があり、首筋や肩甲骨の内側、腰に集中している。
具体的には、左右を向く際に首筋が突っ張り、腰を反る動作が困難である。
これにより身体の動きに制限がかかり、日常生活や仕事に支障をきたしている。

施術と経過

初診時の触診では、背中全体が硬くなっており、特に右を向く動作が制限されていた。
背中と脚のツボに鍼を行い、筋肉の緊張を緩和することを目指した。
初回施術後には右を向きやすくなり、身体の硬さが取れて楽になったとの報告があった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 心兪 LR
• 督兪 LR
• T2(1.5) LR
• 委中 R
• 足三里 LR

ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて ツボの重要度を表したものです

まとめ

首、肩、腰のコリや痛みに対して、背中と脚を中心とした鍼施術が有効であった。
初回施術後に動作の制限が改善されたことから、筋肉の緊張を緩和するアプローチが症状の軽減に寄与したと考えられる。
今後の経過を確認しながら、必要に応じて施術を継続する予定である。

担当スタッフ

森部光葉

症例を投稿した鍼灸院：フルミチ鍼灸院