長時間座っていられない腰痛
症状
2月前から腰痛がひどくなり、車の運転、仕事でのパソコン作業で長時間座っていると腰が痛くなり、立ち上がった時にギクッ痛みがでる。歩くのも痛みが出るので小股でしか歩けない状態で、朝起きる時にも腰が痛い。
患者さん本人に思い当たる原因を尋ねると姿勢が悪いと他人に指摘され、それが原因ではないかと思うとの事。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年3月 ~ 2019年3月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初回
まず、腰の動きを確認すると前に屈む、後ろに反る、横に倒す、腰を捻る等の動きで全て痛みが出て、動かすのが怖い。
特に後ろに反る動作が痛みが強い。
モモの緊張が腰の動きを制限していると考えてモモの裏のツボを使い、膝の裏のツボを使った。
動きを確認すると痛みはかなり改善し、動いても怖くなくなった。
さらに腰を安定させるために足のツボを使い、ほぼ痛みはなくなり、動きにも不安がなくなった。
二回目
一週間後 腰の調子はかなり良く、今まで出来なかった事(子供の抱っこ、ジャンプなど)ができるようになった。
前回とほぼ同様の施術を行い、少し骨盤の辺りが違和感がある。肩甲骨のツボを使い、違和感もなくなり、卒業となった。
使用したツボ
まとめ
今回の腰痛は姿勢が悪いと言われ常に胸を張り、背中を反るような格好し、姿勢を正そうとした結果逆に腰の過緊張を招いてしまい、痛みが出たのではないかと考えた。
一般的に良い姿勢は必ずしも身体に良いとは限らない。原因をピンポイントで施術をすることにより2ヶ月間困った腰痛でも早期に改善する可能性がある。