4ヶ月ほど前から気になる回すと出現する右肩の痛み
症状
原因は覚えていないが、4ヶ月ほど前から右肩に痛みを感じている。
腕を前から上へあげる背伸びの運動(屈曲動作)や、横から上へあげ耳に近づける(外転動作)が、肩が詰まった感じがしておこないにくい。
デスクワークのためか、日頃から首こりと時々頭痛を感じる。
肩を中心に腕をぐるっと後ろへ回す動作をおこなった時に最も痛みが出現する。
腕が上げにくくなってきていることから、本人は「四十肩」と思っている。
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来院者
男性
40 代
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期間
2019年5月 ~ 2019年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
肩の屈曲と外転、両動作がおこない難いことから、肩の動作に関係する全身の緊張バランスを調べてみた。
すると、腰の1部に筋緊張がみつかり、膝下と手の甲にあるツボへ鍼をおこなったところ、外転動作がおこないやすくなった。
まだ症状を訴えるため肩を調べると、首元に近い部分と肩先に緊張がみつかった。
これらの筋緊張を弛めるため、背中にあるツボへ鍼をおこなうと1本ずつおこなう毎に屈曲動作がスムーズになり、3本目で腕をぐるっと後ろへ回しても痛みを感じることはなくなった。
屈曲・外転の両動作に加え、ぐるっと腕を後ろへ回す動作でも詰まりや痛みを感じなくなっていたことから、今回の施術は終了した。
使用したツボ
まとめ
デスクワーク中心の仕事、感じている首こり、どきどき出現する頭痛。
頭をもたげている姿勢の時間が長い。
その事が、肩や背中に負担をかけていた。
首こりや頭痛は、肩や背中に過度のストレスがかかっていたお知らせ。
それを放置していたため、4ヶ月前から肩の痛みに移行していった症例だった。