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はり・きゅうルーム恵眞道の症例

後ろ頭が洗えない肩の痛み

はり・きゅうルーム恵眞道の症例

後ろ頭が洗えない肩の痛み

  • 患者

    女性

    40 代

  • 来院

    2018年11月 ~ 2019年1月
  • 頻度

    週1回程度
  • 通院回数

    6回

症状

飲食店で調理の下準備の仕事を行なっている。

もともと肩こり持ちだったが、夏頃から左肩にピキッと痛みを感じるタイミングが増えてきた。

職場にスタッフが少ないことから、なかなか自由に通院できず市販の湿布などで誤魔化していた。

年末の繁忙期に差し掛かり、次第に痛みが増して腕が挙がらなくなり、入浴時に頭の後ろを手で洗うことが出来なくなった。

睡眠中にズキズキと疼く痛みが出始め眠れない日もあった。

左肩に加え、右肩も徐々に挙がらなくなってきた。

仕事が出来なくなり、周りのスタッフへ迷惑をかけるのではと心配になり、ネット検索を行なったところ、五十肩の症例ブログを発見した。

鍼は初めてで不安だったが、少しでも早く改善できるならと症例を信じて予約した。

施術と経過

【1回目】

症状の確認をおこなうと、身体の正面から耳の横まで腕を挙上する(屈曲)動作が約90度までしかおこなえなかった。

肩から手先・腰まで調べると、この症状に特有の筋緊張が背中にみつかった。

この緊張を緩めるため腰と手にあるツボへ鍼をおこなうと、右腕はすんなりと、そして左腕は約120度まで挙がるようになった。

肩が重いと訴えたため調べると、ふくらはぎに筋緊張がみつかり、腰に鍼をおこなうと約150度位まで重さを感じることなく腕を挙げることができた。

肩こり感が残ったため調べると、背中の筋肉に緊張がみつかった。

この緊張を緩めるため膝下にあるツボへ鍼をおこなうと、肩が更に軽くなり挙上範囲内では痛みを感じることはなくなった。

【2回目〜4回目】

初回から引き続き同じ施術をおこない右肩の症状は消失したが、左肩は約170度挙上で平衡状態だった。

【5回目〜6回目】

引き続き同じ施術をおこなうと、背中にあった筋緊張が消失し腕を耳の真横まで挙げることができるようになった。

念のため、6回目の施術をおこない5回目同様、腕を肩に痛みを感じることなく頭上まで挙げることができたことから、今回の施術は終了した。

使用したツボ

まとめ

「五十肩」と言われると、どうしても肩を中心に考えてしまいがちだ。

動きの単位で考え直すと、手先や背中、腰、足にも肩周りの動きに関係する筋肉は存在する。

今回の患者様は昔、左足のアキレス腱を怪我していた。

その昔負った怪我の影響で、背中の筋肉の伸張が普通の人よりも狭く、過度の単純手作業が続くと、肩の張りを訴える体質だった。

その性質を見抜き、負荷がかかっている背中を、時間(回数)をかけてしっかり伸ばせるように変化させたことが、早期の改善に繋がった症例だった。

提供:はり・きゅうルーム恵眞道

症例提供