身体のだるさ、不眠症状を改善していくコツ
「身体がだる重い・・」「夜眠ろうと思っても寝付けない」
テレビCMではここでアリナミンAとなりますが、鍼灸院では違う提案が必要です。
当院では身体のだるさ、不眠症状を改善していくコツは、
「身体本来の自然なリズムの回復」にあると考えます。
そこで鍵となるのが呼吸です。少し深掘りしていきます。
呼吸によって引き出される自然なリズム
人間は通常であれば自然な呼吸によって、身体が膨らんだり、縮んだりするエネルギーが発生しています。
そのエネルギーが体幹から、手足の関節まで広がっていくのが通常ですが、
ストレスや過労によって息の止め癖や堪え癖がつき、呼吸が浅くなることで身体の緊張が強くなると、この自然なリズムが失われてしまいます。
リズムが崩れるとさらに緊張も強くなる。これがいわゆる負の連鎖ですね。
リズムが崩れた心身の状態で、リズムを戻そうと思っても余計に苦しくなる。
これも容易に想像できそうです。
夜眠れないからといって、無理に運動しても余計に疲れただけという経験をされた方も多いはず。
ではどうすれば良いのでしょうか。
ここで鍼灸院の出番です。
整動鍼ができること
当院の施術方針は、呼吸をしやすくすること。
そのためには、2点の下地を整えることを目標とします。
①不都合なく動かせる身体
②適時膨らんだり凹んだりできるお腹
整動鍼では内臓調整はもちろん、動きの調整も得意としています。
身体の自然なリズムを乱す要因が、身体が膨らんだり、縮んだりすることができない状態と考えると、
一つ一つの関節に開閉のリズムをつけていくことで、プシューっと膨らんで、ペターっと凹める身体になる。
結果的に身体全体の自然なリズムは回復していきます。
自然なリズムが回復されていけば、身体の本能的欲求も刺激されるので、食欲や睡眠欲は自然と引き出されてくるでしょう。
身体のだるさ、不眠症状を改善していくコツが「身体本来の自然なリズムの回復」にあると考える理由がここにあります。
身体本来の自然なリズムがもたらす恩恵
動きと呼吸は切っても切り離せない関係です。
動きが変われば、呼吸が変わる
呼吸が変われば、動きが変わる
動きが変われば、自律神経が安定します。
自律神経が安定すれば、内臓循環が促進され、
内臓循環が促進されれば、免疫力が上がる。
免疫力が上がれば、精神は安定していく。
その結果として最初に得られる最も分かりやすい体感例が、睡眠の質が格段に上がることです。
ここは当院患者さんの経過を見ても明らかです。
はり治療には、こうやって元々ご自分のお身体に備わった機能を引き出すという作用があります。
お薬と併用しながらでも大丈夫。
ここまで読まれて心当たりのある方は、一度はり治療を試してみようと思われたはずです。
思いましたよね。笑
是非参考にしてみてください。
提供:紅露養生院