NEW起床時に起こるめまい、動悸
症状

数年前、駅で突然身体が動かなくなり、病院でパニック障害と診断された。
一度休職を経て復職したが、季節の変わり目に再び症状が現れることがあった。
安定したタイミングで転職したが、新しい職場でも季節の変わり目に症状が現れることが続いた。
昨年の10月に大きく体調を崩し11月から4月まで休職した。
休職中症状はなかったが、復職した5月頃から起床時のめまいと動悸が出現し始めた。
症状は平日に多く発生し、ひどい時は会社を休まざるを得ない状況であった。
また、睡眠の質が良くない状態が続いていた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年9月 ~ 2025年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初診時、首・肩・背中に著明な硬さが確認された。
背中、腕、頭のツボに施術を行った結果、首・肩・背中の緊張が緩和され、施術から数日後には症状が落ち着き、出社が可能となった。
2回目の施術では、身体の緊張緩和と呼吸のしやすさに焦点を当てて施術を実施。
2回の施術で症状は消失し、睡眠時間も6時間確保できるようになった。
使用したツボ
まとめ
めまいと動悸を主訴とする症例において、身体の緊張緩和に焦点を当てた施術が有効であった。
特に首・肩・背中の緊張緩和により、自律神経系の調整が促された可能性が考えられる。
また、症状の改善に伴い睡眠の質も向上し、日常生活への支障も解消された。
パニック障害の疑いがある場合でも、身体的アプローチによって症状の改善が期待できることが示唆された。
担当スタッフ
森部光葉