ふくらはぎ肉離れ後から、腰臀部の痛みが出現
症状
2ヶ月前、バドミントン中に左ふくらはぎに痛みを感じた。翌日ふくらはぎ内側に内出血が出て「肉離れ」だと判断した。その2週間後から、左の腰からお尻が痛むようになる。朝起きて動き始めや、運転後の歩き始めに腰が痛くて、夕方には腰の筋肉がパンパンに張って辛い。1ヶ月間、整骨院へ通院したが変化を感じられず、鍼灸を試してみることにした。
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来院者
男性
40 代
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期間
2019年3月 ~ 2019年4月
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頻度
月3回程度
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通院回数
2回
施術と経過
左ふくらはぎに来院時も違和感が残っていることから、今回の腰痛に関係していると判断した。腰部に硬いポイントが見つかり、そこに鍼を行ったところ、左ふくらはぎの違和感が和らぐと同時に、腰の筋肉の張りも和らいだ。動いてもらうと、腰のベルトラインと、脛(すね)に少し違和感が残ったため、背部のツボで調整を行った。
2回目、前屈時に臀部につっぱる感じが残る。前回同様の施術に加え、下腿のツボを追加したとこ臀部のつっぱり感も消失した。左ふくらはぎの違和感も取れており、施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
腰痛の出現する前「ふくらはぎの肉離れ」という、はっきりした理由があったことが改善のヒントになった。腰とふくらはぎは密接な関係がある。ふくらはぎが完治していない状態での日常生活によって、無意識に足をかばう動きが腰に影響していたのだろう。