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ピアノの音が響き、低音が聞きづらい

ピアノの音が響き、低音が聞きづらい

  • 患者

    女性

    20 代

  • 来院

    2018年9月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    5回

症状

ピアニストで、9月初旬からレッスン中にピアノの音が響く日があった。その数日後から耳の痛みと耳鳴りを感じるようになり、同時にめまいも発症。すぐに耳鼻科を受診、薬(プレドニン、アドコスホーワ、メチコバール)を処方された。服用後からめまいが落ち着き、耳鳴りも軽減。来院時は、音が響くことと、耳に水が入ったようなこもった感覚で聞こえづらい症状が残っていた。特にピアノの音は耳障りなほど響き、人混みや電車のアナウンスも少し響く。
他の症状での来院歴があり、難聴・耳鳴りが当院の専門分野と知っていたため、発症から10日ほどで来院。

施術と経過

首・肩を触診したところ、側頚部と耳の後ろに顕著な硬さがあった。この凝りが耳への血流を阻害していると考え、解決を図った。股関節、骨盤のツボに鍼をすると、側頚部の硬さは消失。続いて耳の後ろの硬結に対して手のツボに鍼をしたところ、柔らかくなった。耳の軽さも出たことから初回の施術を終えた。
2診目(4日後)の当日、耳鼻科で聴力検査をすると、低音の聴力が10〜15dB上がっていた。耳鳴りは気にならなくなったが、水が入ったようなこもった感覚から耳に膜が張って音が跳ね返る感覚に変わっていた。ピアノの中音(440Hz)より上の音が響く。
3診目、来院前の耳鼻科での聴力検査の結果、聴力が正常に戻っており、違和感もほとんどなくなった。
1週間間隔で2回ほど施術を行い、問題がないことから終了とした。

データ

使用したツボ

まとめ

今回のケースでは側頚部と耳の後ろにあった硬結をしっかりと緩めたことが、耳の症状の回復を実現させたポイントである。また、発症から日が浅い段階で施術できたことが大きい。耳の疾患は治療開始が早ければ早いほど改善率が高いからである。

提供:はりきゅうルーム カポス

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