NEWステロイド治療後も残る左耳難聴と耳鳴り
医師による診断:左耳突発性難聴
症状
30代男性が3週間前の朝、左耳に違和感を感じ、すぐに耳鼻科を受診した。
その後、大きな病院を紹介され、突発性難聴の疑いと診断された。9日間の入院治療でステロイド投与を受けたが、聴力はほぼ回復しなかった。
退院後も左耳の聴力低下と耳鳴りが持続し、耳閉感も出現した。
左耳が聴こえないことで強いストレスを感じ、治らないのではないかという不安を抱えていた。
初診時の触診では、頚部や肩部の筋緊張が顕著で、頚部の回旋動作に制限が認められた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2026年2月 ~ 2026年4月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初回施術では、手、足、臀部、背中のツボに鍼をした。
施術後、耳の変化は感じなかったものの、上半身の軽さに驚いていた。
3回目の来院時に、耳に明らかな変化があったと報告があり、聞こえやすさが改善していた。
その後、耳鼻科で聴力検査を受けたところ、低音域の聴力が劇的に改善していることが確認された。
現在も通院を継続しており、6回の施術を経て、耳鳴りも軽減し、耳閉感は消失している。
施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、ステロイド治療で改善が見られなかった突発性難聴の疑いに対して、鍼施術が有効であった事例である。
頚部や肩部の筋緊張を緩和する施術を行ったことで、3回目の施術後には自覚的な聴力改善が得られ、耳鼻科での検査でも低音域の聴力回復が確認された。
6回の施術を経て、耳鳴りの軽減と耳閉感の消失も達成された。
頚部周囲の筋緊張が内耳の血流や神経機能に影響を与えていた可能性が考えられ、全身的なアプローチが症状改善に寄与したと推察される。
今後も継続的な施術により、さらなる聴力回復が期待される。















