足裏の痛み「足底筋膜炎」「モートン病」はツボで解決
足裏に対応するツボの効果
あなたの足裏の痛みはどのエリアでしょうか?
ツボ(整動鍼)で対応できる足底の治療ポイントを、イラストと合わせて確認してみてください。
一つのツボに鍼をすると、必ず身体に変化が起こる部分があります。それを細かく検証して再現性を高めたツボの効果で、足底の痛みを解決できるかもしれません。
病院では異常がなく、はっきりした原因がわからない..。インソール・サポーター・ストレッチ等で改善されない..。
そんな時は、ツボを上手く使う鍼灸師に相談してみては?
足裏が“ジンジン”足底筋膜炎
足底筋膜炎 症状チェック
- 起床時の一歩目が痛い
- 長時間立っていると足裏が痛む
- ランニングやスポーツで足底が痛くなる
1つでも当てはまる方は、足底筋膜炎の可能性が考えられます。
足底筋膜炎とは、踵から足趾(指)の付け根に走る足底筋膜が炎症を起こして“ジンジン”痛む症状。
長時間立ち仕事の人やスポーツで足を酷使する人に多くみられます。
足底筋膜炎の原因として、足首の関節が固い・靴が合っていない・身体の重心がくずれている等が、指摘されています。
つま先が“ピリピリ”モートン病
モートン病 症状チェック
- 歩いていると指の付け根に痛みやしびれが出る
- 指の付け根が「ピリピリ」痛む
- ヒール靴を履くと足裏が痛くなる
1つでも当てはまる方は、モートン病の可能性が考えられます。
モートン病とは、つま先に負荷が掛かり続けることで、足の第2〜3趾、第3〜4趾の指の間の神経が腫れて膨らみ圧迫されることで“ピリピリ”と痛むやしびれが出る症状。
つま先に負担のかかる姿勢が多い人やハイヒール靴をよく履く人に多くみられます。
モートン病の原因として、つま先立ち姿勢・アーチのくずれ・高いヒール靴によって指の付け根が圧迫され続けること等が、指摘されています。
鍼灸師はココを診る
足裏が痛いからと、足裏を押したり揉んだり強い刺激を加えるのは、逆に悪化させてしまう場合があるので注意が必要です。
鍼灸も同じ。痛む足裏に直接“鍼(はり)”をすることはしません。
一般的にモートン病は難治とされていたり、足底筋膜炎は足底の構造を変えなければ根本的な改善は難しいとされています。
足裏ばかりに注目しても改善されないのは、そこに原因が無いからです。足裏の痛みの本当の原因は他の場所にあると考えてみてはどうでしょう?
足底の痛みの改善には、身体の繋がり(連動)を意識して施術を行う必要があります。足底に負担をかけている本当の原因が身体の中に潜んでいます。問診や触診によって原因を突きとめます。一人ひとり原因が異なる為、使うツボは同じとは限りません。一つの部分だけを診るのではなく、全体のバランスを診ることも大切です。時には、遠く離れた肩甲骨や腰のツボを使うこともあります。足底の痛むエリアに対する「原因」を見つけ、鍼灸師が適切なツボを選びます。
今回は「足底筋膜炎」と「モートン病」に絞ってみましたが、他にも「外反母趾」「中足骨骨頭痛」など、足裏の痛みはたくさんあります。整動鍼では症状名にとらわれず、原因を見つけて痛むエリアに適したツボを選んで施術を行います。
期待される効果
- 痛みの改善
- 日常生活動作の向上
- スポーツでのパフォーマンスアップ