朝になるとなり始める耳鳴り
症状
3日前から朝方のになると耳鳴りがし、起きてしまう。起きたら耳鳴りがするのか、耳鳴りがするから起きるのかは本人もよく分からない。しばらくすると耳鳴りは小さくなっていく。以前突発性難聴の施術で当院に通っていた。難聴は日常生活では気にならない程度にはなっている。今回耳鳴りがなり始めたのですぐ当院に連絡を頂いた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2018年11月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初回 本人も思い当たる原因はなく、肩や首はこっている感じがする。仕事ではストレスが多い様子。首の緊張もあり、そこに関係のあるツボを使った。さらに詳しくお話を聞いてみると耳鳴りがなり始める前の夜に深酒をしたとの事。それを参考にお腹を押さえてみるとあばらの辺りに嫌な感じが所がある。足のツボと手のツボを使い、後ろ頭が詰まってる感じするというのでふくらはぎのツボを使った。肩こり、首こり、お腹の緊張も緩んだので今回の施術を終了した。
2回目 5日後 まだ朝方に若干耳鳴りはするが気にならない程度にはなってきた。肩こり、首こりは感じる、お腹は押さえても以前の様な嫌な感じはない。前回と同様の施術を行った。
5日後に調子を尋ねたらほぼ耳鳴りがなくなったのでまた何かあればすぐに連絡下さいっと伝え卒業となった。
使用したツボ
まとめ
耳鳴りの方の特徴として首や肩のコリを訴える事が非常に多い。首肩の血流が悪くなり、耳に影響していると考えている。
その首肩を緩めるポイント(ツボ)は手足に散らばっている。またお腹の緊張が首肩に影響する事も多い。
このポイント(ツボ)を的確に刺激する事によって首肩が緩み、耳の血流を改善を促し、耳鳴りが改善するのではないかと考えている。耳鳴りの施術は繊細な施術である。鍼だから出来るピンポイントの施術であってマッサージ等では難しいと考えている。
今回の症例の方は耳鳴りが出てすぐ来院して頂いたので比較的早い段階で症状が改善する事が出来た。症状が出たら早めの施術をオススメしたい。