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症例を投稿した鍼灸院:フルミチ鍼灸院

産後右親指、左手首の腱鞘炎

産後右親指、左手首の腱鞘炎

症状

2018年8月にご長男を出産。
2018年9月末から突然左手を着くと左手首が痛み始め、その次に右の親指を動かすと痛みが出るようになった。
産前から通っていた整骨院で骨盤矯正を受けるものの違いがみられない。
次第にお子さんを抱っこできないレベルまで痛みが増してきた。
そのタイミングでポスティングチラシを見られてご来院された。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2018年12月 ~ 2018年12月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    4回

施術と経過

初回
本人の自覚は10段階中10
両手を着くのが困難
右親指は曲げる事ができない
前腕にも張りがみられた
それらひとつひとつを対応していくこととした。
脊柱の中位にある左右のツボ、右首の付け根にあるツボ、左右肩甲骨外側にあるツボに鍼をした。
大きく動きに違いがみられたのでその回は終了した。
悠々とお子さんを抱っこされて帰られた。

2回目
指を動かしてもそこまで気にならなくなった。
手を着いた時に親指の付け根が気になる。
左右の脊柱中位のツボと鍼をした。
特に気にならなくなった。

3回目
非常にいい状態だと思うとのこと。
右親指を曲げるとこわばるので首の付け根と肩甲骨のツボに鍼をした。
そのこわばりもなくなった。

4回目
強いていうなれば10段階中1。
スマートフォンを操作する時に右親指にこわばりを感じる。左手首は気になる事はない。
首の付け根と肩甲骨のツボに鍼をした。
特に気にならなくなった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

非常に多い症例です。
産後の腱鞘炎。
出産時のホルモンバランス、お子さんを抱っこする負荷。
それも非常に大切な着眼点。
加えてこの方は完全母乳(俗称かんぼ)。
姿勢を考えても背中に対する負荷はかかりやすいと言える。
動きを考えて、負担になりやすい部位に鍼をしていけば違いは現れてくる。

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