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症例の鍼灸院:鍼灸TAKA

NEW電車乗車時の動悸と息苦しさ

   

NEW電車乗車時の動悸と息苦しさ

医師による診断:パニック障害

症状

鍼灸の症例「電車乗車時の動悸と息苦しさ」(有松駅)

2025年6月、電車に乗車した際に動悸、体のこわばり、息苦しさが出現した。医療機関でパニック障害の疑いと診断されていた。主な症状として、肩甲骨の間と首に張り感を訴えていた。電車に乗ることへの不安が強く、日常生活では寝つきの悪さも認められた。初診時の触診では、左側の肩甲骨の間と首の張り、みぞおちの固さが確認された。

  • 来院者

    男性

    20 代

  • 期間

    2025年6月 ~ 2025年9月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    7回

施術と経過

初回施術では、左側の肩甲骨の間と首の張りに対して次髎のツボに、みぞおちの固さに対して胞肓と曲泉のツボに鍼をした。施術後、呼吸がしやすくなり、その夜は眠ることができた。2回目以降は、パニック症状の軽減を目的として、肩甲骨の間を緩める方針で施術を継続した。施術を重ねるごとに症状は改善し、まず短距離での電車乗車が可能となり、その後は県外への電車移動もできるようになった。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められず、計7回の施術で大幅な改善が得られた。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

パニック障害の疑いによる動悸や息苦しさに対して、肩甲骨の間と首の張り、みぞおちの固さに着目した施術を行った。次髎、胞肓、曲泉のツボへの鍼施術により、呼吸状態と睡眠の質が改善された。継続的に肩甲骨の間を緩める施術を行うことで、電車への不安が軽減し、短距離から県外への移動まで可能となった。身体的な緊張を緩和することが、パニック症状の改善に有効であることが示唆された。計7回の施術で日常生活における大幅な改善が得られ、良好な経過をたどった。

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