NEW転倒後の腰部・足裏の痺れの症例
症状

すのさき鍼灸整骨院(東室蘭駅)
主訴は腰部、大腿部裏側、両足裏にかけての痺れである。症状は1ヵ月前に氷の上で2回転倒したことがきっかけで始まり、打撲の痛みはないものの、腰部、大腿部、足裏にしびれを感じる。動作時に痺れが強く、ピリピリとした感覚が気持ち悪く、仕事に集中できないという影響が出ている。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、他の体調的な違和感はない。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、腰臀部の緊張とふくらはぎの緊張が強く、胸椎を屈曲させた際に臀部、大腿部裏、足底の痺れが確認された。動きに関わる脛のツボや痺れと関連した腰部・臀部のツボに鍼を施したところ、足底の痺れだけが残ったため、足指のツボを使用した結果、痺れは消失した。施術は1回で終了し、その後の症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
使用したツボ
まとめ
本症例では、転倒による痺れが主訴であり、初回の施術で足底の痺れが消失した。施術においては、動きに関わるツボや関連するツボを用いることで、症状の改善が見られた。今後は、再発防止のための生活習慣の見直しや、必要に応じた定期的な施術を検討することが望ましい。症例からは、早期の施術が症状の改善に寄与することが示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広