肩こり→頭痛→めまいと連鎖する身体の不調
症状
元々慢性肩こり症で悩んでいた。
加えてここ1ヶ月間はコメカミ頭痛が頻繁に起こるようになり頭痛が続くと、ぐるぐる回るめまいも起きるサイクルを繰り返し、仕事に支障をきたすように。
以前鍼灸を受けた経験から、今回の症状はマッサージよりも鍼灸施術の方が良いと考え、「鍼 宝塚」と検索をかけ見つけた当院へ来院。
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来院者
女性
41 歳
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期間
2018年10月 ~ 2018年12月
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頻度
月3回程度
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通院回数
8回
施術と経過
「年中ガチガチなんです」という言葉通りのお身体だったので、肩全体の緊張を取る目的で、お尻のツボに鍼をおこなう。
肩全体の緊張緩和を確認後、全身の緊張緩和、子宮循環の回復を目的に手足のツボに鍼をおこなった。
最後にめまいの原因となるうなじの緊張を、足首のツボを使い仕上げた。
2日後の2診目、頭痛がなくなりめまいの頻度も減る。肩〜首にかけてのコリ感は残る。
首の動きにも変化が見られていたので、うなじの緊張をさらに緩和させる目的で、両側仙骨のツボに鍼をおこなう。
3診目、仕事が忙しく昨日は朝から頭がフラフラするめまいと共に胃がキリキリした感覚。
4診目、めまい・胃痛が共に緩和。食欲回復まではあと少し。コメカミ頭痛が再発するも、首の可動域は大幅に広がっている。
6診目、頭痛・めまいが消失。朝起きたときの胃痛が残る。
8診目、年内最後の施術時、しつこい胃痛も緩和したため、施術をご卒業頂く。
使用したツボ
まとめ
全身ガチガチの方であればあるほど、はりを1本打つごとの変化を認識できない場合がある。
初回はまさにそんな感じだったが、理由を解説し納得してもらえたことで2診目以降、状態に波がありながらも改善に向かって一緒に進んでいけたと考える。
不調体質であればあるほど、施術者ともお身体とも対話が必要になる。
今回は分からないなりにも対話の意思を示してくださったことが、快方に向かった大きな要因と考える。
担当スタッフ
紅露 啓太郎