突然左耳が聞こえづらくなった
症状
1月中旬。
家でテレビを見ていたら突然ぼわ~と左耳がロープウェイに乗っているかのように聞こえづらくなった。
少し放っておいたがご家族からTVの音量がすごく大きいと言われ対応しないとなと思い、発症後1週間くらいでご来院された。
聞こえにくさとしては右が10聞こえるとしたら左耳は3くらい。
-
来院者
男性
30 代
-
期間
2019年1月 ~ 2019年2月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
2回
施術と経過
初回
突然耳が聞こえにくいということで首やあごに着目をした。
首の動き的には回旋をする際に左耳後ろが痛む。
他頸椎中位に圧痛、顎の開きが左側が硬く圧痛もある。
それぞれ頸椎中位には足のツボ、顎には手首のツボ、首の回旋には手のツボにそれぞれ鍼をした。
圧痛除去や動きの改善は見られたが左耳の聞こえにくさは著明な違いは見られない。
いったん様子を見ることに。
二回目
翌週ご来院された。
左耳の聞こえにくさは10段階中6くらいまでは違いがみられてきた。
この回は顎の開けにくさは解消されており、首の圧痛と右に回旋した際に左側が伸ばされる痛みが伴っていた。
それぞれ足と手のツボに鍼をした。
ロープウェイに乗っているような耳がぼわ~とする感覚がなくなった。
それ以後再発はしていない。
使用したツボ
まとめ
俗に言う突発性難聴と呼ばれるものである可能性は高い。
今回の場合は発症から放っておかず当院にいらっしゃった。
やはりこのようなケースは発症後2週以内にご来院されて施術を受けることが改善につながりやすいと言える。