睡眠時無呼吸症候群にならないための予防法
今回は寝返りが打てなくなる睡眠時無呼吸症候群について解説していきます。
この症状を発症してしまうと、緩和はできても改善となると難しいのが実際のところで発症させないことが大切です。
まず睡眠時無呼吸症候群が起こる二つの原因について掘り下げていきます。
予防は首回りから
①閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)
空気の通り道である上気道が物理的に狭くなり、呼吸が止まってしまうタイプ(大半)
②中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)
脳から呼吸指令が出なくなる呼吸中枢の異常タイプ(数%)
ほとんどが①のOSAタイプです。
ここから示唆されることは睡眠時無呼吸症候群を防ぐには、首回りの環境を整えておくことが1番の予防法ということです。
一般的な予防法
①適正体重
②飲酒量
③口呼吸から鼻呼吸へ
④睡眠薬常備服用の注意
⑤横向きで寝る
少し考えたら分かる内容ですね。
これが当院HPブログで知識と情報の違いについて解説した「情報」レベルです。
加えて首回りのなかでも、頚椎6番~胸椎1番が上気道と関係が深く、ここの環境を整える必要があります。
当院が提案する予防法
①俗に言う良い姿勢(背筋ピンピン)を取らない、顎を引かない
②よく噛む
③寝るとき手首周りを冷やさない
④手の強張りを感じたときは要注意
→手の強張り=手が強張っている間は常に首も締められていると捉えても、大袈裟ではありません。
⑤普段からため息が多くなっていると危険
→「お前はもうすでに息が止まっている」状態だからです。
遠隔のツボを使って首回りの環境を整えることができる整動鍼の技術は、背中や手足、骨盤周囲、内臓環境全ての原因点にアプローチできるので、症状が発症してからだけでなく予防にも最適だと考えています。
睡眠時無呼吸症候群は一生に関わる辛い症状ですので、未然に防いでおきたいですね。
参考にしてみてください。
【参照】
睡眠時無呼吸なおそう.com
提供:紅露養生院