靴下を履いたらギッと腰を痛めた
症状
ご来院される日の朝。
靴下を履いて、体を起こそうとした時に腰を痛められた。
自覚的には左側のみ痛みが気になる。
くの字の姿勢でご来院された。
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来院者
女性
60 代
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期間
2019年2月 ~ 2019年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
患部を確認していくと確かに左側腰の下部に圧痛が認められる。
一番楽な姿勢はくの字の姿勢。
上体をそらす動きが一番きつい。
脊柱の反応を確認していくと肩甲骨間部の高さに押した際の反応がある。
左体側を上にして寝ることができたので寝てもらい左手のツボに鍼をした。
患者さんの自覚として楽になった感じが分かったとのこと。
スムーズに起きることができるようになり、再度脊柱の反応を確認していくとその反応はなくなっていた。
しかし、まだ若干上体を反らすことができない。
腰の下部にあるツボを押して確認すると左側に圧痛がある。
次にふくらはぎのツボに鍼をした。
その後腰下部の圧痛はなくなり、上体を起こす動きも問題はなくなった。
帰られる際もくの字の体勢でなくても歩くことができるようになった。
本人的に噓のようによくなったようで大変驚かれていた。
使用したツボ
まとめ
靴下を履く際に腰を痛められる方は多い。
この時にもどの動きで問題があるのかなどを考えていく必要がある。
そこを適切に見極めて対処していくことで回復は早まることが期待できる。