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症例を投稿した鍼灸院:はり・きゅうルーム恵眞道

座った姿勢から腕を伸ばすと出現する腰痛

座った姿勢から腕を伸ばすと出現する腰痛

症状

デスクワーク中、机の端に置いてあったペンを取るために手を伸ばした際に腰にズキッと痛みを感じた。

その後、朝の起床時や洗顔時にも臀部から腰へかけてズキッとした痛みが出現するようになった。

以前から年に4回ギックリ腰が出現するほど腰に不安を抱えている。

今回は早めに対応しようと鍼施術を選択した。

  • 来院者

    男性

    60 代

  • 期間

    2019年1月 ~ 2019年1月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    1回

施術と経過

症状の性質確認を行うと、腰を捻る動作で痛みが出現していることがわかった。

捻りの動作に関係する腰の筋肉に緊張がみつかり、それを緩めるためふくらはぎに鍼をおこなった。

すると、腰の緊張がフワッと緩み身体を捻る動作が楽になった。

しかし、腕を伸ばす動作で痛みが出現したため調べると、股関節と臀部の筋肉に筋緊張がみつかった。

それらの筋緊張を緩めるため、背中と膝にあるツボへ鍼をおこなうとスッと腕を伸ばせるようになった。

座った姿勢から腕を伸ばす動作で痛みが消失していたため、今回の施術は終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

仕事でデスクワークが中心のため、腰が丸くなる姿勢が多い。

そのため腰椎が後ろへ引っ張られてしまっていた。

本来、腰椎は前湾(腹部側へ凸)している。

腰が丸くなる姿勢を保つために腰椎がストレート気味に偏移していた。

そのことに気づき、腰椎を引っ張り緊張している筋肉を効果的に緩めた。

その緊張を緩めたことで、腰の回旋動作がスムーズになり、腕を伸ばす動作がおこないやすくなり腰の痛みが消失した症例だった。

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