ぎっくり腰と診断された腰痛
症状
2018年11月下旬
職場で下に置いてある荷物を持ち上げようとした時に腰にグギッと激痛が走った。
その後病院に行き「ぎっくり腰」と診断が下った。
湿布と痛み止めを処方され、安静を守る事1週間。
腰の痛みが引かないのでインターネット経由でご来院された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2018年12月 ~ 2019年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
4回
施術と経過
初回
日常生活では立ってたり、上体を反ると痛む。
検査をしてみると腰の前屈と後屈で痛みが強く出る。
ツボの反応を確認し、右大腿部とふくらはぎのツボに鍼をした。
前屈はかなり楽になり後屈はまだ痛むが来た時よりも違いはみられた。
2回目
前屈はもう何も気にならない。
後屈と右にねじる時と右足が挙げにくいのが気になる。
ふくらはぎのツボ、お尻のツボ、足の甲のツボにそれぞれ鍼をしたところ捻ったり、足をあげるのが非常に楽になった。
後屈は劇的ではないがだいぶ楽になった。
3回目
後屈する時に少し気になる。
ふくらはぎのツボに鍼をしたところ特に気にならなくなった。
4回目
腰の動きに関しては特に気にはならないが座ってたりすると尾てい骨(仙腸関節)が左右痛む。
位置を確認し、すねのツボに鍼をしたところ痛みが消失。
その後特に気になる事はなくなった。
使用したツボ
まとめ
非常に冷えてきた時期。
腰を痛められる方は多かった。
その時に腰のみにフォーカスが行ってしまうとなかなか良くならない。
なぜならその痛みの引き金になる場所は別にあるからである。
そのツボを見極めて施術を組み立てていくことで患者さんのお力になる。
それこそ鍼灸師という職業だからこそできる事である。