二か月前から治らない腰痛、左下肢の痛み
症状
2ヶ月くらい前から腰が痛い。普段はデスクワーク業務の為、ほとんど動くことがない。
思い当たる事と言えば、普段あまりしない自転車や歩行を多くした日あたりから痛みが出たこと。
痛みが徐々に強くなったことが心配になり、近所の整骨院で5回ほど施術を受けた。
施術後は少しいいような気はするが、あまり変わらなかった。整骨院では「ヘルニアの疑いがあるのではないか」と言われた。
前屈動作で痛みが強くなり、足の痛みも出る。
この様な症状には鍼がいいのではないかと考え、インターネットで検索してご連絡いただいた。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2018年11月 ~ 2018年11月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
2回
施術と経過
初診時
症状や症状が悪化する動作、日常の姿勢から、臀部か大腿部(ふともも)に原因があるのではないかと考えた。
まず、腰痛に影響を与える可能性のあるモモ裏のツボに鍼をして、腰痛の軽減を確認できた、次に下肢の痛みに対して腰部に鍼をし、足の痛みも軽減した。
最後にお尻の緊張を落とすため、スネにあるツボに鍼をして初回の施術を終了した。
2回目
前回の施術後、下肢の痛みも腰の痛みもなくなった。
今は坐位が続いた時の、腰と左下肢の違和感と、左下肢の歩行時の重だるさ、長く中腰をした際に腰部に張りを感じる。
腰の張りに関係のある膝周りのツボに鍼をし、腰部の緊張が改善された。次に左下肢の主だるさの改善の為、足の甲に鍼をした。下肢の重だるさもなくなった為、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
腰痛や、下肢の痺れ痛みとが合わさると「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などと言った診断がつくこともあるが、臀部などにある筋肉の緊張が原因で引き起こされている事もあっる為、筋肉の緊張を調整するだけで、長年我慢していた症状が数回で改善する場合もある。